自衛官が再就職に成功した体験談

自衛官が再就職に成功した体験談

自衛官が再就職するまでを体験談風に語ってもらいました

 

 

自衛官 再就職

 

恥ずかしながらぼくは自衛隊から脱柵を試みました。

 

脱柵をした当時ぼくは自衛隊生活3年と9か月くらいでした。任期制自衛官として入隊していたのであともう少しすれば任期満了退職することができる。

 

そんな段階でぼくは脱策を試みました。

 

脱柵理由は自衛隊を退職できそうになかったというものです。

 

自衛隊は少し任期制自衛官に対して過保護すぎるのか、はたまた面倒見が良すぎるのかわかりませんが就職先が確保できないと途中での退職、任期途中での退職も認めてくれることはあまりないです。

 

ぼく自身の事例でいうと認められませんでした。残念ながらそれが今の自衛隊の現実です。

 

就職援護センターを使っての再就職活動

 

さかのぼること4月、ぼくも周りの任期制自衛官と同じように再就職先を探して自衛隊の就職援護センターのお世話になりました。

 

就職援護センターでは履歴書の書き方、合同会社説明会、面接対策などなどこれから就職活動をする自衛官に対して役に立つ指導があります。

 

高校を卒業してすぐに自衛隊に入隊した人からするとこのように再就職活動のための勉強、学びというのは非常に役に立つんだろうなという風に思いますが、一点だけ就職援護センターには欠けているものがあると思います。

 

それは再就職候補の華やかさです。

 

どうしても自衛隊の援護に来る求人というのは魅力的なものではありませんでした。

 

少なくともぼくにとっては魅力的だなと思えるようなものはありませんでした。

 

自衛隊の就職援護センターを使って再就職していった自衛官候補生、一般候補生、定年自衛官には失礼かもしれませんが・・・

 

自衛隊に来る求人は、警備業、小さな工場、介護業などなどどれを見てもぐっとくるようなものはありませんでした。

 

なので、面接に行ってもやる気は起きないし、正直ほとんどやる気なく再就職活動も形だけで続けていました。

 

11月:再就職先がないぼく

 

そうこうしているうちに月日だけが流れ11月。

 

小隊長に呼び出されることになりました。

 

おまえは再就職先が見つかっていないから中隊長の命令で退職はできない、自衛隊という組織はそういうところだから、もう一任期突入になるけど・・・

 

再就職先がないと退職できない・・・自衛隊から一刻も早く足を洗いたいぼくにとってこの言葉は重かった。

 

どんな仕事でもそうだと思うけど、辞めたいと思って続けることほど苦しいことはないと思う。

 

その時からぼくは脱策する決意を固め、行動を始めました。

 

年末年始休暇に駐屯地に帰らない

 

自衛隊には長期休暇があるのは自衛隊にかかわったことがある人はみんな知っていると思う、そしてこのタイミングで駐屯地に帰らない隊員がたまに発生するわけだけど、その一人にぼくがなることになりました。

 

これは自衛隊から逃げ隠れようということではなくて、ただの意思表示です。

 

ぼくは自衛隊を辞めたい

 

その意思さえ小隊長、中隊長に伝われば問題はないわけで。

 

駐屯地に帰らないぼくに対して小隊長から電話が来ました。

 

その時は非常にやさしい声で『いまどこにいる?』『家です。』『もう休暇は終わってるんだけど』『わかったいます。自衛隊を辞めようと思います。』

 

電話の内容はこんな感じでした。

 

翌日、身元のはっきりしているぼくに対して捜索は行われず、小隊長がぼくの家に来ることになりました。

 

『どうして帰らなかったの?』『自衛隊を辞める意思を見せようと思いました。』『そうか、残念だけどそうなったら任期継続は無理だな。』『再就職先が決まっていなくても退職できますか?』『レアケースだけど、仕方がない。』

 

小隊長はぼくが任期制隊員ということもあって、将来のことも考えて退職金をもらってから辞めた方が良いと説得してくれました。

 

ありがたいことに任期満了金をいただいて、ぼくは自衛隊を退職することができました。

 

退職後に再就職先を探すことに

 

念願かなって自衛隊を辞めることができたぼくですが、次は再就職探しをせざるを得ません。

 

仕方がないですよね、ぼくも年齢が24歳、働かざる者喰うべからずという諺はよく知っています

 

その時にこのサイトを知ることになりました。たしか、『自衛官 再就職 転職』などと検索していてたどりついたように記憶しています。

 

このサイトでは自衛官が再就職先を見つけるときに就職援護センターだけではなくて、転職サイトを使って就職活動をすることを勧めています。

 

ぼくの場合は自衛隊時代は就職援護センターだけしか使ってこなかったので、興味がある会社を見つけることができなかったのかもしれません。わらにもすがる気持ちでまずはここで紹介されているサイトに登録をしてみました。

 

就職援護センターで見かけることがなかったような、大きな会社、魅力的な会社も見つけることができました。

 

色々さがしているうちにファッションが好きなぼくは、アパレル関係で働いてみたいと思うようになりました。

 

このサイトでも紹介されているアパレル専門の転職サイトにも登録し、2016年4月20日、ついに再就職が決まりました。

 

自衛隊を退職して、20日という短い期間でしたがぼくの就職活動は終えることとなりました。

 

もっと早くから、就職援護センターだけじゃなくて、広い視野をもって転職活動をしていたら脱柵するという汚点を残さずに自衛隊を退職することができたかもしれません。すでに、過ぎたことは仕方がないですが・・・

 

この文章は、このサイトを運営している方にお願いしてこれから自衛隊を辞めて新しい職場で頑張りたいと思っている自衛官へ向けてのメッセージとして書かせていただきました。

 

ぼくがお世話になったサイト